NHK教育テレビ  統合失調症  番組の感想


4月17日の午後8時からNHK教育テレビで統合失調症についての特集がやっていた。
見た感想ですが、期待はずれというか、この病気の本当の部分に踏み込んでいませんでした。

視聴者から「病院を受診する際、どのように説得すればいいか?」という質問にゲストの方が答えていました。
答えになってませんでした。
実は、どうすれば説得できるのかという問いに対する答えは無いのです。
苦労して苦労して、試行錯誤の連続で、時に危険な目にも遭い、暴力を受けることもあります。命を落とすこともあるでしょう。警察などは家庭内不干渉で当てになりません。
一つだけ、答えを導き出す方法として、家族会で相談することなんです。たくさんの方の同じような悩みを聞き、どのようにして解決していったのか、ひたすな聞いて、アイデアが浮かべば試してみるのです。

今年で、私の兄が発症して20年目になりました。
我が家では、病院に入院させることにしました。

テレビとかで取り上げられるのは、社会経験があり、訓練などで容易に自立が可能な方のように思います。
社会経験があり、車の免許もある方だと、自分で病院にも行き、買い物にも行くのです。
では、社会経験が無い方は、どうするのか。

この病気は、発症したからと言って、
今までの社会経験、知識などが全く無になるわけではありません。
なので、社会経験のある方は希望が持てます。

ネット上には、いろいろな情報が氾濫しているので、自分のケースに合致した情報を取捨選択して、より良い方向に行くように考えてもらえればいいです。


家族が病気にならないようにするのが一番重要です。相談してストレスも発散する。これが大事。

インターネット家族会